<伊賀上野散策>

5月28日、天気予報が悪かったのでハイキング予定を伊賀上野散策に切り替えた。孫達も連れて伊賀上野へ移動、市役所の駐車場へ停めて芭蕉俳跡を中心に歩くことにする。
天気は予報とは違い晴天に、しかもあつい。まずは芭蕉生家を目指す、10分くらいで渋い塀と建物が見えてきた、ここが芭蕉の生まれた家のようだ。


さあ見学しよう、おっと入り口が低い、背の低いよめはんが頭を打つ、昔の人はほんとに小柄だったんだ。家の中は現在の家とは全く違う間取りで土間、中庭、厠などが直列に配置されており、風情がある。奥には釣月軒がある、芭蕉はデビュー作「貝おおひ」を書いた所だ、そのおくには無名庵跡もあり。ここで若い頃の芭蕉が勉強に励んでいたんだろう。



次は寺町通りを進む、整備された道をはさんで寺が続いている。ちょいと横道にそれ芭蕉が「貝おおひ」を奉納した上野天満宮を訪ねよう、立派な門の建物だ。横の和菓子屋で一休み、みんなでおいしい和菓子を食べ休憩だ。
再び寺町へ戻り散策を再開する。
←立派な上野天満宮の門



しかし孫達は元気だ、すべての寺へ入り、一遊び。しかし寺町を過ぎるとおもしろくないのか歩きがだらだらになる。次は蓑虫庵だ、芭蕉の弟子で有名な俳人服部土方の別荘?、しかしこれがなかなか遠い、街のはずれにあるので結構疲れる、景色が普通なので仕方がないか。ほそう路地を曲がりやっと目的地へ来た。



蓑虫庵という名前なので小さい庵かと思えば、敷地はかなり広く、庭もかなり立派だ。そういや孫連れでもここも芭蕉生家でも嫌がられることも無く、伊賀の人々の応対はなかなか良いですね。休憩後やはり定番の忍者屋敷に行こう、中心街は歩きよく整備され、忍者の置物に孫達は大喜び、疲れを知らず、走るはしる。
←蓑虫庵


上野公園に戻り忍者屋敷体験だ、家の雰囲気が蓑虫庵と似てるね、なぜかな?。最後は芭蕉記念館へより俳句の世界へ・・・あれれ孫達がぱたぱた歩き雰囲気台無しに。前の池が気に入りまたひとあそび、ま芭蕉にはまだ興味は無いですわ。ぐるり街を一周、かなりあるきごたえあり、古い民家もあちこちにあり、横道にそれても結構おもしろそう。



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